麻雀の役(ヤク)とは、例えばポーカーの「ワンペア」みたいなもの。 役には1翻、2翻、3翻、6翻しか無く、その上は役満になります。 また役は複合化でき、1つ増えるたびに点数が「倍」づつ増えるのが魅力です。是非高い役を目指してください。
麻雀は最低限1つ役がないと上がれません。これを「1翻シバリ」と言います。
門前(メンゼン=鳴かない事)で聴牌(テンパイ)した時に「立直(リーチ)」を宣言して、 場に千点棒を置くと成立します。以後、手を替えることは出来ません。
正確にはこれは「役ではありません」。ドラと同じで加算されるだけです。 ただ、前提条件に「立直」があるため、役無しとはなりません。 1巡が過ぎてしまうと(自分が1回ツモり終えると)この役は消滅します。
栄和(ロン)しないで自分で引いて来た牌で上がると成立します。 通常略して「ツモ」といわれます。
ツモ山の一番最後の牌(海底牌)を自分が引いた時に上がれる状態になれば成立するので、 他に役が無くても問題なく、鳴いていても構いません。通称「ハイテイ」と呼ばれます。 上の門前清自摸和(メンゼンチンツモ)と同様に自分が引いて上がるため「ハイテイツモ」とも呼ばれます。
誰かが一番最後に捨てた牌で上がると成立するので、他に役が無くても問題なく、 鳴いていても成立します。また手牌から捨てても、山から引いた牌を捨てても成立します。 通称「ホウテイ」と呼ばれています。 因みに最期の捨て牌のことを河底牌(ホウテイハイ)と言います。
他人がポンした明刻(ミンコウ)に、さらに同じ牌を加えて槓(カン)した牌で上がる役です。 暗槓では成立しません。(国士無双13面待ちでは上がれるルールもあるようです)
待ち
色々制限があるように見えますが、実は上がり役の40%近くはこの「平和(ピンフ)」です。 当然ですが、上記の例以外に無数にあります。是非マスターしてください。
手が出来上がった時に上記のような手になっていれば問題ありません。また や待ちの場合も、必ず一盃口になるので成立します。 ただし待ちの場合、も待ちとして成立してしまうため、 を引いて初めて確定する事となり、一盃口とは認められません。 これを「後付け」と言います。「後付けあり」ルールの場合はこの限りではありません。
比較的作りやすく他の役との複合がし易いのが特徴で、字牌と公九牌(ヤオチュウハイ)を処理していくと必然的にこの役が出来上がります。 「食いタンあり」ルールでは鳴いても成立しますが、上記の一盃口のように「後付けなし」ルールの場合は確定手でない時は成立しません。
東場の 西家の
正式には「翻牌=ファンパイ」と言います。この役は門前でも鳴いても成立します。 三元牌は「白、發、中」何れも役牌ですが、風牌はちょっと複雑で、東場では「東」が場風牌(バカゼハイ)となり、 南場では「南」が場風牌となります。また自分が北家ならば、「北」が門風牌(メンフォンパイ)となります。 因みに、東場の東家は「ダブ東」、南場の南家は「ダブ南」といい、2つの役牌がかぶるので2翻になります。
麻雀の役(ヤク)とは、例えばポーカーの「ワンペア」みたいなもの。
役には1翻、2翻、3翻、6翻しか無く、その上は役満になります。 また役は複合化でき、1つ増えるたびに点数が「倍」づつ増えるのが魅力です。是非高い役を目指してください。