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L.A.コンフィデンシャル

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L.A. CONFIDENTIAL

評価 ★★★★★|★★★★
種別 サスペンス/クライム
製作年 1998
製作国 アメリカ
配給 Nippon Herald Films Inc.
監督 カーティス・ハンソン
出演 ラッセル・クロウ、ガイ・ピアース、ケヴィン・スペイシー、ジェームズ・クロムウェル、キム・ベイシンガー、ダニー・デヴィート
【ストーリー】

53年末、L. A. 。ダウンタウンのカフェで6人の男女が惨殺された。ロス市警は捜査を開始、事件の背景に、白ユリの館という秘密売春組織の存在が浮かぶ。女性に暴力をふるう男を許さない熱血漢バド・ホワイト刑事(ラッセル・クロウ)は、高級娼婦リン(キム・ベイシンガー)に接近するが、いつしか彼女と恋に落ちる。一方、野心家で出世のためには手段を選ばないエド・エクスリー警部補(ガイ・ピアース)は、おのれの方針に従って捜査を続けるがバドと対立するのだった…。


【レビュー】

これは面白い!非常に良く作りこまれた骨太な一本です。

ジェームズ・エルロイ原作の同名作品を『激流』を手がけたカーティス・ハンソン監督が映画化。日本で放映される前から既に本国アメリカでは、アカデミー賞9部門にノミネートされるなど『タイタニック』の対抗馬として急浮上。その人気に違わず素晴らしい映画に仕上がっています。

短気で手は早いが愛のあるバドと悪人になり切れないゴロツキ刑事のジャック、知能で勝負する(実は最も策士)エドという癖の強い3人組みを、誰か一人だけを突出させるわけでも無く巧く絡ませ、人間臭さを全面に押し出したあたりは見事としか言いようが有りません。

また配役が非常に絶妙で、長く刑事をやっていたため闇を覗いてしまった嫌な奴をケヴィン・スペイシーにしたのは大正解です。彼の演技はまさに絶品で、計算高く軽薄で嫌な奴を『顔』の動き一つで表現してしまうなんて、ラッセルとガイはまだ到達出来ていない、演技の深みを見せ付けられた感じがします。

しかし、キム・ベイシンガーに娼婦の役はチョット無理があったのではないでしょうか。いや、歳取っててもスタイル抜群で良いんですがね・・。


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