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天使と悪魔

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ANGELS & DEMONS

評価 ★★★★★|★★★
種別 アドベンチャー/サスペンス/ミステリー
製作年 2009
製作国 アメリカ
配給 Sony Pictures Entertainment Inc.
監督 ロン・ハワード
出演 トム・ハンクス、ユアン・マクレガー、アイェレット・ゾラー、ステラン・スカルスガルド、アーミン・ミューラー=スタール、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ニコライ・リー・コス
【ストーリー】

400年前、カトリックの総本山であるヴァチカンは、神の存在を脅かす科学者たちを弾圧していた。ガリレオを中心とする科学者たちは、秘密結社イルミナティとして密かに活動し、ヴァチカンへの復讐を誓った。そのイルミナティが今、復活を遂げた。彼らは4人の枢機卿を拉致し、ローマ市内の4つの教会で、順番に殺害すると予告。恐ろしい計画を阻止する方法は、ただ一つ。ガリレオの著書に隠された、4つの教会の場所を探す暗号を解くことだ。ヴァチカンから助けを求められたラングトン教授は、400年間眠る暗号を解き、ヴァチカンを窮地から救えるのか――――――?!


【レビュー】

前作よりも断然面白くなった映画です。

前作の「ダヴィンチ・コード」は原作を忠実になぞる余り、恐ろしいほどの早回しでストーリーが展開し、ちょっと字幕から目を離すと訳が分からなくなるような出来でしたが、今回はその反省を踏まえてか、とても丁寧な作りになっていました。

むしろ原作を読んで余計な知識を付けるよりは、全く読まずに映画だけ見たほうが、分かりやすかも知れません。ちなみに私は原作未読です。

特に序盤でラングトン教授(トム・ハンクス)が、ヴァチカンに呼ばれて事件の背景について説明を受けるシークエンスでは、観客がちゃんと付いてこれるように、秘密結社イルミナティについての解説行っていて、親切な作りになっていました。

また一般人は決して見ることが出来ない、新教皇を選ぶ儀式のコンクラーヴェについても、スクリーン化したのはビックリです。本当にあの様にして新教皇を選出するのかは不明ですが、宗教の裏側が見えるのも今作のポイントでしょう。

もう一つのポイントは、黒幕らしいのが数人いるので、前作とは違い最後まで黒幕が判明しないのもサスペンス性を高めています。

謎解きはインディ・ジョーンズよろしく、次から次へとラングトン教授が解いていくのでかなり強引に見えますが、そこはエンターテイメント。140分の尺で収めるには仕方ないと諦めましょう。

この映画のポイントは、ラングトン教授の案内でローマやヴァチカンをスクリーンの中でツアーしつつ、宗教の裏側(らしきもの)を垣間見て楽しむことです。


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