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パトリオット・ゲーム

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PATRIOT GAMES

評価 ★★★★★
種別 アクション/サスペンス
製作年 1992
製作国 アメリカ
配給 Paramount Pictures = United International Pictures
監督 フィリップ・ノイス
出演 ハリソン・フォード、ショーン・ビーン、ゾーラ・バーチ、アン・アーチャー、ポリー・ウォーカー、パトリック・バーギン、ジェームズ・アール・ジョーンズ、サミュエル・L・ジャクソン
【ストーリー】

CIAを辞め、海軍学校の教官となったジャック・ライアン(ハリソン・フォード)は、妻で眼科医のキャシー(アン・アーチャー)、ひとり娘のサリー(ソーラ・バーチ)と仕事を兼ねた休暇旅行のためロンドンにいた。英国海軍大学でのスピーチを終えたジャックは、妻子が待つバッキンガム宮殿へ向かうが、その時テロリストが1台の車を襲撃するところに出くわす。本能的にテロリストに立ち向かい負傷しながらもひとりを射殺、駆けつけた警官によりテロリストのひとり、ショーン・ミラー(ショーン・ビーン)が逮捕された。殺されたのはショーンの弟だった。ジャックが救ったのは皇太后の従弟ホームズ卿(ジェームズ・フォックス)一家で、彼はサーの称号を送られることになった。1カ月あまりのイギリス滞在を終え、自宅に戻ったジャック一家。そんな彼らを追いかけるようにIRA幹部パディ・オニール(リチャード・ハリス)も資金集めのためアメリカへやってきた。一方その頃、テロリスト集団のリーダー、ケヴィン・オドンネル(パトリック・バーギン)と、赤毛の美人アネット(ポーリー・ウォーカー)らは別の警察署へ護送中のショーンを奪還・・・。


【レビュー】

一作目と比較してパワーダウンした感じは否めない映画です。

トム・クランシー原作のジャック・ライアン・シリーズの映画化第2弾。原作は同名小説(日本名は「愛国者のゲーム」)です。この映画は第2作目になりますが、時系列的には「レッド・オクトーバーを追え」の直前の話になります。

主人公ジャック・ライアンがアレック・ボールドウィンからハリソン・フォードに変更され、急に老け込んだ第一印象でしたが、しっかり演じきるハリソンは流石と言えます。ただアレックが演じたライアンは聡明な印象だったのに対し、ハリソンが演じるライアンは聡明と言うよりも博識がピッタリくるイメージでした。

しかし映画全体を通して見れば、明らかに前作よりは見劣りします。原作は未読なので、そちらの出来は良く分かりませんが、ストーリーが素直すぎるのと、キーになるテロリストが私情に溺れすぎる設定なのが、全体のレベルを下げてしまった感じでした。

前作は崩壊前の冷戦相手であるソ連を対立軸に置き、見事な心理戦とヒューマン・ドラマを描ききったのに対し、今回は英国が抱える闇の部分、IRA(アイルランド共和国軍)と言うテロリストとの攻防ですが、彼らに観客を唸らせるような要素が殆どありませんでした。またポリティカルな描画が殆ど無かったのも、緊迫感が醸成されなかった要因の一つだと思います。

そんな中でも“これは!”と思ったシーンが一つ。

IRAの訓練キャンプにSAS(英国陸軍特殊空挺部隊)が夜襲をかけるシーンが有るのですが、テロリストを殲滅していく状況を、上空を通過する偵察衛星がライブで送信してくる熱感知映像のみで表現しているところです。

この映像は余りにも無機質で、正に“ゲーム”を見ているかのような錯覚を起こし、背筋が寒くなりなりました。現場(戦場)と本部(司令部)の温度差を象徴するような、このシーンは一見の価値があると思います。


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