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ノウイング

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KNOWING

評価 ★★★★
種別 SF/サスペンス/パニック
製作年 2009
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
監督 アレックス・プロヤス
出演 ニコラス・ケイジ、ローズ・バーン、チャンドラー・カンタベリー、ララ・ロビンソン、ベン・メンデルソーン、ナディア・タウンゼンド
【ストーリー】

50年前に埋められたタイム・カプセルから発見された、謎の数列のメモ。
そのメモを手に入れた宇宙物理学者ジョン(ニコラス・ケイジ)は、その数列には一定の法則があるのではないかという仮説を立て、偶然 “299691101”という数字のブロックに目を留める。それは、アメリカ同時多発テロが起きた日付と犠牲者の数にぴったりと一致していたのだ。

他の数列も調べていくうちに、そのメモには過去50年間に起きたあらゆる大惨事の日付と犠牲者の数が書き記されているという驚愕の事実が判明する。そして、それは過去だけでなく未来に起こる大惨事をも暗示していた・・・。数日後に起こる大惨事を未然に防ぐべく奔走するジョン。しかし、無情にもジョンの目の前で大型旅客機が墜落、数列の予言は現実のものとなってしまう・・・。

仮説は確信に変わり、メモの謎を解読し続けるジョンが発見したのは、地球最期の日と思しき日付と「EE」と記された2文字のアルファベットだった。
果たして、本当に地球は終焉を迎えるのか?「EE」の2文字の意味とは・・・?


【レビュー】

予告編が一番盛り上がった感がする映画です。

アレックス・プロヤス監督作品なので当たり外れが大きいのはわかるのですが、期待してしまうのが人間というもの。「クロウ/飛翔伝説」での成功体験をしてしまった私としては、どうしても見てしまうのです。

前半の“予言書”なる数字の羅列から、MITの宇宙物理学者ジョン(ニコラス・ケイジ)の息子がその“紙切れ”を入手し、天才学者ジョンにより謎が解かれていく。その後予言通りに飛行機事故が発生するまでの流れは見事に期待感を盛り上げてくれたのですが、その後微妙に失速気味に・・・。

神の存在を信じず、決定された未来など信じないジョンの半生とダブらせつつ、予言通りに大災害が次々に訪れるにつれて、徐々に彼の考えが変わっていき、なんとか生き残ろうと足掻くその姿は胸が打たれます。

しかしクライマックスを見てしまうと、プロットにかなり無理があった事が判ってしまい、最後のお涙頂戴シーンでは既に冷めてしまいました。

恐らく同じ感覚にとらわれた人も居るのではないでしょうか。特にラスト手前の、地球から○○が大量に飛んでいく行くシーンを見てしまうと、主人公親子の登場や50年も解決に時間を掛ける必要は無かった気がしてきます。

同じような能力を持った人が他にも大勢居たわけですから、本当はもっと早く解決していたんじゃなかろうか・・・。


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