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THE INSIDER

評価 ★★★★★|★★★
種別 サスペンス/ドラマ
製作年 1999
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
監督 マイケル・マン
出演 アル・パチーノ、ラッセル・クロウ、クリストファー・プラマー、フィリップ・ベイカー・ホール、ダイアン・ヴェノーラ、リンゼイ・クローズ
【ストーリー】

アメリカ3大ネットワークのひとつ、CBSの硬派報道番組として人気の高い「60ミニッツ」プロデューサーのローウェル・バーグマン(A.パチーノ)は世界の経済市場に君臨している巨大タバコ産業を番組で取り上げるために、全米第3位の売上げを誇るブラウン&ウィリアムソン社で、かつて研究開発部門の担当副社長であったジェフリー・ワイガンド博士(R.クロウ)にアドバイザーを依頼する。その時、バーグマンのジャーナリストとしての鋭い嗅覚は、彼の異常なまでの用心深さの裏に何かがあると感じていた。ワイガンドは巨大タバコ産業の存在を左右する決定的な証拠を握っていたのだ。マスコミとの接触を知った会社側は、かれと家族に圧力をかけ、その生活を脅かす。ワイガンドは会社に対する怒りと、報道の人間としての信念を貫くバーグマンへの信頼感からインタビューに応じる決意をするが・・・。


【レビュー】

骨太の社会派ドラマ映画です。

監督は「ラスト・オブ・モヒカン」で一流監督に躍り出たマイケル・マン。彼はTVドラマシリーズの「マイアミ・バイス」で有名な監督ですが、この映画の前に撮った、デニローとパチーノの2大名優が激突する「ヒート」の出来が思いのほか良く、注目していた監督の一人です。

そして今回の映画で監督を支えるのが、アル・パチーノとラッセル・クロウという実力派俳優たち。この布陣で凡作になるはずも無く、安定した彼らの演技により158分という長丁場も、最後までドッシリと腰を据えて観る事が出来ました。

ストーリー的にも破綻が無いのは、実話をベースにプロットを起こし、映画を作りこんでいるからだと思います。その証拠に劇中に登場する企業名や人物名がほとんど改変されずに使用されており、タバコ産業はこの映画の放映を中止させるために、圧力を掛けたとの噂も出ていました。

そんな圧力にも屈せず映画を完成させて、放映したマイケル・マンは素晴らしいと思います。また命を掛けてまで守秘義務を破り、真実を公にする勇気を振り絞ったワイガンド(ラッセル・クロウ)と、ジャーナリスト生命を掛けて彼を守ったバーグマン(アル・パチーノ)に敬意を表したいと思います。

唯一の欠点は、ワイガンド夫人の描写ではないでしょうか。現実世界であれほどの脅迫を受けた場合、彼女のような選択をする人がほとんどだと思いますが、この映画を見ると彼女が“逃亡者”に見えてしまうのが問題です。

普通の人間だからこそ弱さがある。この当たり前の事実を、もうすこし丁寧に描くことが出来ていれば、ほぼ満点の出来だったと思います。


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