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機動警察パトレイバー THE MOVIE

機動警察パトレイバー THE MOVIE_ポスター
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同上

評価 ★★★★★|★★
種別 SF/アクション/サスペンス/アニメ
製作年 1989
製作国 日本
配給 松竹
監督 押井守
出演 古川登志夫、冨永みーな、大林隆介、榊原良子、池水通洋、二又一成、千葉繁、阪脩、辻村真人、西村知道、井上瑶
【ストーリー】

1999年夏。自衛隊の試作レイバーが突如無人のまま暴走するという事件が発生する。しかし、それは相次ぐ事件のほんの幕開けに過ぎなかった!
 何者かが仕掛けたコンピュータウイルスによって、都内各所で作業用レイバーが次々と暴走。警視庁特車二課第2小隊のはみだしポリスたちは、姿なき犯人を追ってこのメガロポリスを駆け抜ける!


【レビュー】

20年前の作品とは思えない程良く出来た映画です。

この作品は、ゆうきまさみと出渕裕が、パトレイバーのOVAのために立ち上げた“HEADGEAR”と言うグループに、後に押井守を招聘して作成されたものです。この手法はメディアミックスの先駆けとなった事でも有名です。

なお、既にプロットがほぼ完成した状態で押井守は参加したため、それほど押井色が強く無いのも特徴です。

よってこの映画には原作という位置づけのものは存在せず、ゆうきまさみの漫画はOVAや劇場版と平行して書かれた企画の中の一つになります。

またこの作品でProductionIG(当時はIGタツノコ)がクオリティの高い仕事をしたため、後の押井作品は全てProductionIGで製作されるようになりました。(ProductionIGは後に攻殻機動隊などのヒット作を世に出し、世界中で認められて行きます)

この映画が世に出た1989年と言えば、未だWindowsは世に出ておらず、時代はMS-DOS全盛期でしたが、Apple社のMacOSは既に世に出ていました。そんなパソコン(スタンドアロン)全盛期時代に、ネットを介したコンピュータウイルスを扱ったのは、当時としては斬新だったと思います。

実際には、1986年に初のコンピュータウイルス「Brain」が出現し、その後は増加していった背景があったため、その影響を強く受けた可能性は有りますが、真相は不明です。いづれにせよ、先見の明があったことは確かでしょう。

キーワードとなる“音”の扱いも、なかなか良いアイディアですし、松井刑事たちが真夏の日差しの下、帆場の過去をたどる、足を使った地道な捜査を描いているのが、リアルで良かったと思います。

さらにバビロン・プロジェクトと方舟を掛け、神の怒りに触れ崩壊するバベルの塔を彷彿とさせるシーンや、ノアの方舟よろしく帆場の思い?を乗せた最上階のシークエンスなどのプロットが秀逸でした。

唯一気になったのは、私の中の泉野明のイメージが元気っ娘なのに対して、本作では自信無さげなナーバス娘に傾向していた事でしょうか。(自衛隊のレイバーが某作者の思考戦車に見えてしまったのは内緒です)


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