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UNTRACEABLE

評価 ★★★★★|★★★
種別 サスペンス
製作年 2008
製作国 アメリカ
配給 Sony Pictures Entertainment Inc.
監督 グレゴリー・ホブリット
出演 ダイアン・レイン、ビリー・バーク、コリン・ハンクス、ジョセフ・クロス、メアリー・ベス・ハート、ピーター・ルイス
【ストーリー】

アメリカ オレゴン州ポートランドで起きた悪夢。FBIサイバー捜査官ジェニファーが捜査する闇サイトは、人々のアクセス数によって人を死に至らしめる殺人中継サイト。ネット上に映る捕らえられた被害者。彼らの生死を決めるのは、罪悪感もなく、一瞬でサイトにアクセスできる世界中の66億人の人々だ。
その“好奇心”を利用して、自分の手を汚さずに殺人を完結させる知的サイコキラーの目的は?
遂に犯人の手がかりをつかんだジェニファーに、魔の手が迫る!


【レビュー】

人間心理とネット社会が作り出す暗部に焦点を当てた秀作です。

監督は「オーロラの彼方へ」で家族の愛と感動を見事に表現したグレゴリー・ホブリットです。今回は毛色の全く異なる作品ですが、現代のネット社会を題材にリアリティ溢れるサスペンス映画を、これまた見事に仕上げてくれました。

技術的には確立しているライブ映像のネットへの配信。そのサイトで実況されるのはリアルタイムの殺人。そしてその殺人を実行するのは罪の意識も無く興味本位でアクセスするネット社会の住人たち。犯人は手を下さず場を提供するのみ。

どれを取っても現実に起こり得そうでリアリティに溢れており、この手の犯罪が現実のものとなったら、恐らく確実に死に至らしめるであろうモラルの低さが、現代のネット社会には蔓延しています。

それは後を絶たないWinnyの件や、イラクで惨殺された青年の映像が某掲示板を中心に、いくら消してもばら撒かれ続けた事で実証済みです。日本もモラルの低さは相当なもので、無意識に殺人に加担する人はいくらでも居るでしょう。

そこに焦点を当てただけでも十分に警鐘を鳴らしていると思いますが、個人的には模倣犯が現れないか、そっちの方が心配でなりません。例の追跡不可能(原題もそうなっています)な手法が実現可能かどうかですが、特定されても良しと割り切れば一気に現実味をおびてきます。(発信元が1個でかつライブである以上あの手法でも特定は可能なはず・・・)

途中で犯人が分かってしまうとか動機が微妙な所とかありますが、製作者の意図はそこには無いので、この際それは無視して良いと思います。

むしろこの映画を見た時に「悪いのは犯人だ」と思った人は、予備軍の可能性が高いと認識したほうが良い。そんな警告が製作サイドから聞こえてきました。


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