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スパイダーウィックの謎

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THE SPIDERWICK CHRONICLES

評価 ★★★★★|★★★
種別 アドベンチャー/ファミリー/ファンタジー
製作年 2008
製作国 アメリカ
配給 Paramount Pictures.
監督 マーク・ウォーターズ
出演 フレディ・ハイモア、サラ・ボルジャー、メアリー=ルイーズ・パーカー、ニック・ノルティ、デヴィッド・ストラザーン、ジョーン・プロウライト、マーティン・ショート
【ストーリー】

両親の離婚後、母親とともに森の中の古い屋敷に引っ越してきたジャレッド、サイモン、マロリーの3姉弟。その夜、ジャレッドは屋根裏部屋で妖精について書かれた謎めいた本を発見する。それは80年前に失踪した大叔父のアーサー・スパイダーウィックが書き残したものだった。すると、その本を狙う邪悪な妖精マルガラスが手下のゴブリン軍団を率いてジャレッドたちを襲撃。なんとか危機を逃れた姉弟は本の秘密を探ろうとするが…。


【レビュー】

現代社会の問題をさり気無く織り交ぜた良質の児童ファンタジーです。

この映画の原作であるホリー・ブラック著「スパイダーウィック家の謎」は、2004年に日本で発刊された割と新しいファンタジー小説です。ちょっと気にはなっていましたが児童向け小説ということもあり、結局手にすることは有りませんでした。

実際映画を見ても、子供にも理解し易い構成にすることに腐心した事が分かります。このあたりは原作の意図を忠実に再現しているのだと思います。

特に全て独自の空想世界を再現する「指輪物語」のような壮大なファンタジーでは無く、日常生活のなかにチョットだけファンタジー要素がある設定が好印象です。「ハリー・ポッター」や「スター・ダスト」も現代社会の日常とリンクしたファンタジーでは有りますが、子供が見るには理解が難しいこともあり、一線を画しています。

なんと言っても“住む家の周辺”に限定して物語を展開していくのが素晴らしい。正に身の丈に合わせた“箱庭ファンタジー”です。子供の行動範囲を念頭に置いた作りは、映画の世界へ子供を引き込むのには最適でしす。もちろん一緒に見た子供たちもバッチリのめり込んでいました。

更に出てくるモンスターもゴブリンやトロールなど馴染みのものばかりで、余計な頭を使わないで済むことや、魔法のアイテムも小道具程度なうえに正義のヒーローが登場するわけでも無く、知恵を絞って子供達がモンスターと対峙するのも、現実とのギャップを最小限に抑えていて子供の頭で理解し易い作りです。

また悲しい現実では有りますが、昨今では夫婦の離婚も一般的になりつつある欧米社会の現状を織り交ぜているのも一つの特徴です。子供にとっては納得の出来ない、心に傷を負う現代社会の問題ですが、主人公のジャレット(フレディ・ハイモア)は最後には現実を受け入れ乗り越えるのです。(これはチョット凄い解決策でしたが・・・)

最後には大人もホロリとさせる、良質の児童ファンタジーです。


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