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IRREVERSIBLE

評価 ★★★★
種別 エロティック/クライム/サスペンス/ドラマ/バイオレンス
製作年 2002
製作国 フランス
配給 Comstock
監督 ギャスパー・ノエ
出演 ヴァンサン・カッセル、モニカ・ベルッチ、アルベール・デュポンテル、ジョー・プレスティア、フィリップ・ナオン
【ストーリー】

ある男を探してゲイクラブへ押し入る二人組。ゲイの連中に取り囲まれた彼らは一人の男に凄惨な暴力を加える。発端はあるパーティの夜。マルキュスはちょっとした諍いから婚約者アレックスを一人で帰してしまう。その直後、アレックスはレイプに遭い、激しい暴行を受けてしまうのだった。自責の念に駆られるマルキュス。彼は友人でアレックスの元恋人のピエールと共に犯人探しを開始する。やがて、女装ゲイ・ヌネスを探し出した二人は、ヌネスから遂にテニアという男の名を聞き出すのだった…。


【レビュー】

見終わった後に気分の悪さが残る映画です。

原題の“IRREVERSIBLE”とは“元に戻せない”という意味。つまりどれだけ後悔しても時間は戻らないことをこの映画では言いたいわけですが・・・。

この映画でギャスパー・ノエ監督は一つの面白い手法を取り入れました。それは一番新しい現在を最初に見せ、徐々に過去に遡っていく手法です。この手法はこの映画とって効果的に働きました。

冒頭のめまいがするようなカメラワークから話は始まります。恐らくタンカで運ばれるマルキュス(ヴァンサン・カッセル)の朦朧とした意識から見た光景なのだと思いますが、何か良くない事が起こった事だけははっきりと分かります。

この約10分間の映像だけでかなり目が回ります。何しろ画面がグルグル回るので、強制的に回転椅子に乗せられて回されているようで、三半規管へのダメージは相当なもの。正直見るのを止めてしまおうかと何度も思いました。

次はゲイクラブのシーン。これまた興奮したマルキュスの状態を表現しているのか、やたらと画面が揺れました。この段階で胃の底からこみ上げて来るものを感じながら、半分目を閉じつつ焦点をずらして見ることに・・・。

このシークエンスはかなり気分が悪くなります。全くゲイには興味の無い私なので、あらゆるシーンと言葉の猥雑さがこたえました。これに比べたら壮絶と言われるアレックス(モニカ・ベルッチ)のレイプシーンの方が、視覚効果が無い分まだ楽でした。

このように次々と過去に遡り、最後には至福の時を満喫するマルキュスとアレックスのラブラブシークエンスへ・・。

実生活で夫婦と言うこともあり、全く違和感の無い二人。全裸で演じる全くカットの入らない長回しのシーンは、本当に幸せそうでした。さすがにヴァンサンの○○がブラブラしてたのには苦笑しましたけど。(R18指定でもボカシくらい入れましょうよ・・)

全体を通して見ると、この映画のメッセージ性は殆ど無いことが分かります。敢えて読み取るなら“時間に「たら、れば」は無い”なのでしょうか。あの時マルキュスと喧嘩せず一人で帰らなければ・・・。

ハリウッド娯楽に慣れた人には結構こたえる映画だと思います。


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