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ブラザーズ・グリム

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THE BROTHERS GRIMM

評価 ★★★★★|★
種別 アクション/コメディ/ファンタジー
製作年 2005
製作国 アメリカ/チェコ
配給 Asmik Ace Entertainment Inc
監督 テリー・ギリアム
出演 マット・デイモン、ヒース・レジャー、モニカ・ベルッチ、ジョナサン・プライス、レナ・ヘディ、ピーター・ストーメア
【ストーリー】

ウィルとジェイコブのグリム兄弟は、魔物退治をしながら、ドイツの村を旅していた。
そんな時、ある村で起きた少女たちの失踪事件の調査を依頼される。
呪われた森に行った10人の少女は、なぜ、戻ってこないのか?
そのおそろしい事件の謎が、やがて少しづつ解き明かされていく・・・・。


【レビュー】

良い意味で「目が点」の映画です。

「12モンキーズ」の奇才ギリアムが久しぶりにメガフォンと取ったこの映画、「グリム童話」と言えば誰でも知っている有名な童話です。グリム兄弟は1800年頃に約250もの童話を執筆したことで非常に著名なドイツの兄弟ですが、この映画の中ではドイツの農村で当時の近代的な仕掛けを駆使し、嘘の悪霊騒動を起しては退治して荒稼ぎを行っている「ペテン師」として登場します。これには驚き。ギリアム節炸裂の予感です。またストーリー構成として「赤ずきん」「ヘンゼルとグレーテル」「眠れる森の美女」「白雪姫」などなど、世界的に有名な童話の一部がとてもダークに次々と出てきますが、これはギリアムの曲解というよりも、児童向けに美化され続けている今日の内容の方が、グリム兄弟が農村を旅しながら集めた物語の数々とかけ離れているので、むしろ正しい解釈に基づいているというべきでしょう。基本的にグリム童話は残酷な話が多いのです。

ちまたでは結構この映画の評価は低いようで、その理由を見てみると「予想と違う」「グリム童話なのに」などが散見されますが、もしかしたら原典を知らないのかも知れませんね。そう言う意味でこの映画は、巧く「グリム童話」の原典を構成上のピースとして使用していると感心させられます。ただ配役でどうにも気に入らない点がありました。ウィル役のマット・デイモンですが何かシックリ来ません。そもそも「中世+コメディ」役に彼はミスマッチな気がします。対して途中からの登場になる魔女に扮したモニカ・ベルッチの妖艶極まる美しさには完敗。存在感ありすぎです。

因みにこの映画では兄:ウィル / 弟:ジェイコブとなっていますが、グリム一家は9人兄弟で長男ジェイコブ、次男ウィルのはず・・・。これもギリアム流なのか、それともただの勘違いなのか・・・。謎が残りました。


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