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エリザベス:ゴールデン・エイジ

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ELIZABETH: THE GOLDEN AGE

評価 ★★★★★|★
種別 ドラマ/歴史
製作年 2007
製作国 イギリス/フランス
配給 東宝東和
監督 シェカール・カプール
出演 ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ、クライヴ・オーウェン、アビー・コーニッシュ、リス・エヴァンス、ジョルディ・モリャ、サマンサ・モートン
【ストーリー】

数奇な運命を背負いながらも、25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。女王として国を愛し、ひとりの女性として男を愛した彼女は、イングランドの黄金期を築いていく。しかし、その道程は波乱と混乱に満ち溢れたものだった。エリザベスの転覆を狙う者だけではなく、ヨーロッパ列強のイングランド占領を狙う者達の策略や陰謀が渦巻いていたのだった。


【レビュー】

クライマックスが物凄く省かれているのが勿体ない映画です。

この作品はシェカール・カプール監督自身が10年前の2008年に一度映画化し、7個ものアカデミー賞にノミネートされ、そしてメイクアップ賞を受賞した同名作品の正統な続編です。

当時と同じくエリザベス役にケイト・ブランシェット、ウォルシンガム卿にジェフリー・ラッシュを再起用、他にも数人前回と同じキャストを起用していることからも監督の意気込みが感じられます。

さて、前作は主に女王になったばかりのエリザベスと、謀反を企てるローマ法王との戦いを中心とした恋愛ものでしたが、今回は欧州全土をカトリック一色にしようとするスペイン王との戦いを中心とした物語です。

この時雌雄を決した戦いが“アルマダの海戦”で、イギリスがスペインの無敵艦隊を壊滅させたことがきっかけとなり、覇権国家がこの後スペインからイギリスへと移っていくのですが、この歴史上重要な海戦が物凄く端折られていたのが残念。せめてあと10分やって欲しかった・・・。

題名の通りエリザベスその人にスポットを当てた映画ですから、海戦がメインではないのは分かりますが、劇場予告でスペインの大艦隊に魅せられて鑑賞した人はショックだったのでは無いでしょうか。

確かにエリザベスの威厳から苦悩まで見事に演じたケイト・ブランシェットは一見の価値はありますし、クライヴ・オーウェンもとても格好良かったのですが、私はあの予告編の記憶からこの映画を見たわけです。とても残念でした・・。

ただし一つ収穫がありました。

私の大好きな女優に“ニコール・キッドマン”がます。その彼女の若い頃にそっくりでとても綺麗な女優“アビー・コーニッシュ”が、演技も上達しその魅力をいかんなく発揮してくれた事です。

このまま上昇気流に乗れれば、同郷のオーストラリア出身女優として活躍してくれるかもしれませんね。


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