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サウンド・オブ・サンダー

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SOUND OF THUNDER

評価 ★★★★★
種別 SF/サスペンス/パニック
製作年 2004
製作国 メリカ/ドイツ
配給 松竹
監督 ピーター・ハイアムズ
出演 エドワード・バーンズ、キャサリン・マコーマック、ベン・キングズレー、ジェミマ・ルーパー、デヴィッド・オイェロウォ
【ストーリー】

近未来、人類はついにタイムトラベルの技術を手に入れた。シカゴの旅行代理店タイム・サファリ社は高額所得者を対象に、タイムマシンを使った白亜紀恐竜ハンティングツアーを売りにしていた。ある夜、ツアー参加者を招いたパーティーにタイムマシンの開発者ソニア・ランド博士が乱入、ツアーの危険性を指摘する。ツアーの引率者ライヤー博士は彼女から真相を聞きだすが、危惧する事態はほどなく現実のものとなってしまう。


【レビュー】

やってしまった感じのB級SF映画です。

レイ・ブラッドベリ原作「いかずちの音」を巨費100億を投じて製作したタイムトラベル超大作との売りで、何の予備知識も持たずに鑑賞してしまったのが敗因かも知れません。明らかに出来の良くないCGとの合成である近未来都市であったり、白亜紀の風景であったり・・。とにかくそれが視点の邪魔をしてストーリーにのめり込めない私が居ました。

過去を変えたことによる現代への影響という使い古された定説をしっかり守った点と、その影響の現れ方を「時間の津波」という手法で表現したのは斬新であり一定の評価を与えたいと思うのですが、津波で吹っ飛ばされるのが何故か「主人公たち」や「主人公たちだけが乗った車」というご都合主義が目に余りました。あんに車が吹っ飛ぶ衝撃波のような津波が来たら、ビルとか崩壊してくれないと整合性が無さ過ぎてストレスが溜まってしまいます。

あとは津波が来た瞬間から、あれだけ街中を歩いていた人々が忽然と消えてしまったのがアウトです。エキストラが足りなかったのか、CGで作る予算が無かったのか、主人公たちが訪れるとこにのみ人がいて一般の人が消えた、異様な街並みに唖然です。

ただ、「本当にたった1.3グラムでこれだけ変わるんだぞ」ってことは十二分にアピール出来ていたと思います。日本の「戦国自衛隊1549」では数えられないほどの銃弾と砲弾を過去に撒き散らした上に、散々人を殺しまくっても、何故か現代が元に戻ってしまったのですから、あれに比べたらこっちはずっと良く出来ています。


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