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THE INVASION

評価 ★★★★★|
種別 SF/サスペンス/ドラマ
製作年 2007
製作国 アメリカ
配給 Warner Bros. Entertainment Inc.
監督 オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演 ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、ジェレミー・ノーサム、ジャクソン・ボンド、ジェフリー・ライト、ヴェロニカ・カートライト、エリック・ベンジャミン
【ストーリー】

眠ってしまうと?あなじゃなくなる。
感情を見せると?あなたじゃなくなる。
誰かを信じると?あなたじゃなくなる。

すべての人間から感情が失われていくこの街で、
私が愛せなくなる前に、息子をきっと見つけ出す。

ある朝起きてみたら夫が別人になっていたという患者。昨日と性格が微妙に違っているような気がする職場の秘書。家族が別人になったと告白するブログの異常な検索ヒット数。交通事故で人が跳ねられても、何事もなかったかのような顔で対処する警官。何かがおかしい???

ワシントンの精神科医キャロル(二コール・キッドマン)は、最近、得体の知れない不安にかられていた。まわりの人間が、一夜にして別人になってしまった気がするのだ。外見は何ひとつ変わらない。しかし、そこにいるのは、夫ではない、友人でもない、感情を持たない不気味な誰か。同じ不安を抱いている友人の意思ドリスコル(ダニエル・クレイグ)らによると、この現象はレム睡眠に至ると発症するらしい。人の心を保ち続けるには、永遠に眠らずに起き続けているしかないのか。オフィスの同僚、道行く人、変わらずにいることのほうが恐ろしくなっていく極限状態??。それでも、彼女はたった一人で戦うことを決意した。「感情を奪われてしまったら、もう二度と息子を愛せなくなる。」それは、母親が母親でいるための壮絶な覚悟??誰も信じない、感情を見せない、そして絶対に眠らない。まわり中すべてを敵にまわし、ジリジリと追い詰められていく戦慄のなか、まさに身体を切り裂くような過酷な戦いが始まった。


【レビュー】

キャストに華はあるがディテールに手抜きが見られる映画です。

監督は「ヒトラー?最期の12日間?」のオリヴァー・ヒルシュビーゲルで、原作はジャック・フィニイの「盗まれた街」。なんと今回が4回目の映画化です。

何度も映画化されていることもありオープニングから先が読める展開となってしまうハンデをどう克服するかが監督の手腕の見せ所。そこでオスカー女優のニコール・キッドマンやダニエル・クレイグと大物をキャスティングしたのでしょうか。

確かにキャストには華があり、歳をとっても全く衰えを見せない二コールの美貌と迫真の演技だけでも見る価値十分と言いたいところですが、それだけでは拭えない作品全体のバランスの悪が目立ちました。

特に、自分以外の周りが知らないうちに変わって行くことへの取り残される恐怖や、孤独感から無性に同化したがる(群れたがる)人間の弱さを全く演出できなかったのは勿体ないと思います。ここを上手く描けていたら全く別の評価だったでしょう。

またサスペンスやホラー要素、カーアクションも織り交ぜ、何とか終盤まで無難にまとめていましたが、最後に力尽きたのか物凄い手の抜きようでガッカリ。そう言えば同じような感覚に囚われた映画に「アイ・アム・レジェンド」が有ります。

それととても気になって仕方が無かったのは、スペースシャトルの破片の落下地点映像です。まるでそこに“置いた”かの様な破片はいくらなんでもひど過ぎる。普通の落下地点はもっと地面がエグれているものです。これは旅客機などの墜落現場の映像でも普通に放送されていること。こういうディテールにもう少し気を使うとリアリティが出てきて観るほうとしても引き込まれやすいのに・・・。

なおこの作品には何となく政治色の臭いが漂っていましたが、それはさておきもう一つのメッセージはウイルス感染への備えなのでしょうか。これは現在の各国政府のパンデミック(爆発感染)に対する備え不足をそれとなく諭す意図が込められていたのかも知れませんね。


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