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ボーン・スプレマシー

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THE BOURNE SUPREMACY

評価 ★★★★★|★★★
種別 アクション/サスペンス/スパイ
製作年 2004
製作国 アメリカ
配給 United International Pictures
監督 ポール・グリーングラス
出演 マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、ジョーン・アレン、ブライアン・コックス、カール・アーバン
【ストーリー】

CIAのトップ・エージェントであるジェイソン・ボーンは、記憶を失い、無断で連絡を絶ったことから、逆にCIAに命を狙われることになってしまう。ジェイソンは体で覚えていた戦闘術と抜群の知力を駆使して追手をかわし、ついにみずからの正体を突き止めた。それから2年が経った今、ボーンは過去を捨て、愛するマリーとともに、インドで静かな日々を送っていた。だが、突然現れた殺し屋がマリーを殺害。事実を突き止めるために、ただ一人で立ち上がったジェイソンは…。


【レビュー】

逃亡から逆襲へ。

前作「ボーン・アイデンティティ」では失った記憶を追い求めつつ、CIAの追手からの逃亡劇でした。しかし今回は潜伏先のゴアでマリーを突然殺され逆襲に転じます。彼の先に張り巡らされた陰謀と真実を解き明かしつつ、過去への回帰と贖罪が今回のテーマとなっています。前作で何故彼がCIAエージェントに追われたのか不明のままでしたが、今作ではその理由が徐々に明らかになります。特に前作最期の刺客が死に際に言い残した「トレッド・ストーン計画」が今回はキーとなり、その糸を手繰りつつ核心に迫るまでのプロセスは見事です。そして今回も数々のアクションシーンが見所です。特殊な武器も持たず身近なものを利用し、敵の懐で機転を利かせて裏を取りながら接敵していく様子がこの映画の面白みです。また今回カメラワークが特徴のひとつになっています。普通は役者の移動に合わせて固定カメラをレール上を走らせ撮影する手法を取りますが、それでは躍動感がやや損なわれます。今回取り入れられた手法は非常にシンプル且つ古典的で、カメラマンがカメラを持って役者を追いかけるのです。その上下に揺れる映像によりより躍動感が増し、我々観客は追われるボーンと感情が一体化するのです。

今作はロバード・ラドラムの原作「暗殺者」3部作の第2作目の映画化。いよいよ次回作は最終章です。


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