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フィフス・エレメント

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THE FIFTH ELEMENT

評価 ★★★★★|★
種別 SF/アクション/ファンタジー
製作年 1997
製作国 フランス/アメリカ
配給 Nippon Herald Films Inc.
監督 リュック・ベッソン
出演 ブルース・ウィリス、ゲイリー・オールドマン、イアン・ホルム、ミラ・ジョヴォヴィッチ、クリス・タッカー、ブライオン・ジェームズ、タイニー・リスター・Jr
【ストーリー】

物語の舞台は23世紀のニューヨーク。地球は、謎の生命体の接近により破滅の危機を迎えていた。そんな時、元宇宙連邦軍の兵士で、今はタクシー運転手のコーベンは、謎の少女リールーと出会う。なんと、その少女こそが火、水、土、風、とともに地球を救う5番目の要素である、フィフス・エレメントだったのだ。その事実を知ったコーベンは、人類を救うべく、リールーとともに宇宙へと旅立つのであった。


【レビュー】

色んな意味でぶっ飛んでます。

あの「レオン」の監督:ベッソンが16歳の頃から暖めてきたという、超豪華キャストによる超B級映画です。実はこれ、私的には一応褒めているのです。あの「レオン」から、これほど馬鹿げたストーリーも何も無いような映画を普通の神経の監督ならばまず作れません。でもベッソンはそれをやってしまうのです。

そもそも「愛は地球を救う」と言うテーマ自体、普通は陳腐すぎて使いませんが大真面目にメインストーリーとしています。そして未だ定義すらあやふやな「絶対悪」なるものの登場で完全にB級映画に突入します。もうここまで来ると全てが可笑しくて仕方が有りません。あとはあの手この手でSF大作を演出しますが全てが単純な構成で、緻密さの欠片も有りません。でもそれがこの映画の良いところで、この内容に緻密な設定が見え隠れしたら、逆に最期まで付き合うことが苦痛になってしまいます。

このお気軽さを巧く演出してくれたのが、他でもないクリス・タッカーではないでしょうか。天性のお笑いタレントだけあって、笑いの壺は心得ています。彼が居なかったらこの映画は成り立たなかったでしょう。

そういうわけでこの映画の分類にかなり悩みましたが、一応ベッソンの気持ちを考慮して、コメディは外しました。


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