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ピースメーカー

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PEACEMAKER

評価 ★★★★★|★★★
種別 アクション/サスペンス
製作年 1997
製作国 アメリカ
配給 United International Pictures
監督 ミミ・レダー
出演 ジョージ・クルーニー、ニコール・キッドマン、マーセル・ユーレス、アレクサンダー・バルエフ、アーミン・ミューラー=スタール
【ストーリー】

ロシアで廃棄処分される予定だった10基の核弾頭のうち9基が、列車で運搬中何者かに襲撃され、ロシア国外に持ち出された。途中1基は旅客列車と正面衝突し列車ごと爆発、辺りは死の灰で覆われる大惨事となる。盗まれた9基の核弾頭の調査にホワイトハウス核兵器密輸対策チームリーダーのケリー博士(ニコール・キッドマン)と、ロシア情報に詳しい国防総省特殊情報局・国際テロ専門の陸軍大佐デヴォー(ジョージ・クルーニー)があたることに。やがて2人は犯人グループの足取りを追いトルコ国境付近の鉱山地帯で移送トラックを追い詰め、売却寸前の核弾頭8基を回収するも、残る1基があるテロリストによりニューヨークに持ち込まれたことをつきとめる。一連の事件の裏には恐ろしい政治的陰謀が進行していたのだった。


【レビュー】

とてもテンポが良い映画です。

この作品、スティーブン・スティルバーグ達が設立した「ドリームワークス」の記念すべき第1回作品で、なんと「ER/緊急救命室」でエミー賞を3度も受賞したミミ・レダーが監督を、脚本は「クリムゾン・タイド」のマイケル・シーファーと、力の入れ方がすごいです。

スピーディーなストーリー展開と、現実に起こりそうな物語の構成、カーチェイス有り、アクション有り、空中戦有り、ハイテク情報戦有りと、何でもてんこ盛りですがとても巧くまとめてあります。またテロリスト側に同情を引くような構成となっているのも非常に珍しい構成ではないでしょうか。内紛で家族を殺されテロリストになった男が<世界のピースメーカー=アメリカ>に復讐をしようとする。一見逆恨みのような感じはしますが内政干渉当たり前のアメリカに一石を投じる格好となっているのがそこらの娯楽映画に成り下がらない要因ではないかと思います。

個人的に気に入っている作品です。


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