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第9地区

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DISTRICT 9

評価 ★★★★★|★★
種別 SF/アクション/ドラマ
製作年 2009
製作国 アメリカ/ニュージーランド
配給 Warner Bros. Entertainment Inc.
監督 ニール・ブロンカンプ
出演 シャールト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ、ジェイソン・コープ、ヴァネッサ・ハイウッド、ナタリー・ボルト、シルヴァン・ストライク
【ストーリー】

南アフリカ上空に突如現れた正体不明の宇宙船。
襲い掛かることもなく、難民として降り立った“彼ら”との共同生活はそこから始まった。それから28年後、増え続ける犯罪と市民と“彼ら”の争いは絶えず、共同居住区“第9地区”はスラムと化していた。超国家機関MNUは、彼らを強制収容所移住させる計画を立て、ヴィカスという男にその任務を託す。彼は立ち退き通達をして回るうち、知らずに人類と“彼ら”の歴史を変える大事件の引き金を引いてしまう――。


【レビュー】

「スラム化する宇宙人」という斬新な設定が面白い映画です。

ニール・ブロンカンプ監督はこの作品がデビュー作。私はただのB級映画だと思って鑑賞したのですが、なんの中々秀逸な一品ではないですか。気になって調べてみたら、製作にはあの「ロード・オブ・ザ・リング」でオスカーを総なめにしたピーター・ジャクソンの名前が・・・。

最近良く見かけるようになった、手振れが売りのドキュメンタリータッチの映像と、固定カメラによる映像を上手に組み合わせて内容が進行して行きますが、これが上手くはまっていて、観客をいつの間にか映画の世界へ引きずり込んでいます。

なぜ宇宙を旅する程の高度文明を持つ宇宙人達が、地球上で“スラム化”してしまったのかは、関係者のインタビューから推察何となく分かるのですが、余り深くストーリーに絡まないためかなり大雑把な説明です。

でもこのプロットは正解です。この映画で訴えたいテーマでは無いのですから、これくらいで充分。ようは“何故地上に降り立ったのか”だけ分かればいいのですから。ここまで大胆に前提を省ける手法は中々最近の映画ではお目にかかれませんね。

この映画を見ると、人間はこれほどまでに利己主義というか自己中心的なのだと、再認識させられてしまい、結構考え込んでしまいます。これじゃ“地球は一つ”なんて永遠に来ないのも分かる気がします。

ちなみにこの映画のプロットは同監督が2005年に作った「Alive in Joburg」という約6分の短編映画がベースになっています。南アフリカの上空に突如出現した宇宙船や、アーマードスーツを着た宇宙人、そして宇宙人のスラム化など設定はそのままです。

Youtubeあたりにアップされてますので、是非先に見ることをお勧めします。これを見てからだと、なおさら本編が見たくなって来ますからね。

しかしこの映画、確かにジャンルはSFなのでしょうが、ドラマであり社会派でもあるわけで、このあたりの感想を色々書くには内容まで引用しないと伝わらないので、結構困ったものです。ネタバレはしたくないので、是非皆さんの目で見てください。


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