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クライシス・オブ・アメリカ

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THE MANCHURIAN CANDIDATE

評価 ★★★★★|★
種別 サスペンス
製作年 2004
製作国 アメリカ
配給 United International Pictures
監督 ジョナサン・デミ
出演 デンゼル・ワシントン、メリル・ストリープ、リーヴ・シュレイバー、ジェフリー・ライト、キンバリー・エリス、ジョン・ヴォイト、ブルーノ・ガンツ
【ストーリー】

湾岸戦争中のクウェートの砂漠地帯で襲撃されたベン・マルコ(デンゼル・ワシントン)少佐の部隊は、レイモンド・ショー(リーヴ・シュレイバー)軍曹の活躍で無事生還する。帰国したアメリカで英雄として迎えられたレイモンドは下院議員に当選、それから13年が経った。

ベン・マルコは前線を退いていたが、そこへかつての部下が現れクウェートでの襲撃事件の「記憶」に疑問を呈する。「マインドコントロールかもしれない」。レイモンドは副大統領候補として脚光を浴びるが、そのバックには巨大な組織の影が。


【レビュー】

リアリティはさておき、役者の演技に魅了される映画です。

原作はリチャード・コンドンの「影なき狙撃者」で、同作品をジョン・フランケンハイマー監督が1962年に映画化しています。その時の主人公マルコ役がフランク・シナトラで、その娘のティナ・シナトラが後に版権を購入してリメイクのチャンスを狙っていたとの事。

今回「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ監督と組み、演技派のデンゼル・ワシントン、メリル・ストリープを迎え、遂にリメイクに踏み切ったわけで、ティナ・シナトラにとっては思い入れのある作品という事になります。

原作では朝鮮戦争時の設定ですが、余りにも古すぎるため、湾岸戦争時の出来事に変更されています。アメリカって国は設定変更にもリアリティが持たせられるほど、年がら年中戦争をしているって事ですから、トンでもない国だと痛感しました。

さて、本作品でキーとなる人物のエレノアをオスカー俳優メリル・ストリープが演じていますが、これがまた恐ろしい程のはまり役です。特に息子のショー(リーヴ・シュレイバー)を副大統領候補にするために、関係者を説得する演説は圧巻です。

一見するとヒラリー・クリントン似なので意識したのかどうかは不明ですが、全身から醸し出すオーラが百戦錬磨の大物議員そのものでした。

対するマルコ役も、これまたオスカー俳優のデンゼル・ワシントン。多分上手いのでしょうけど、マインド・コントロールを受けた状態の人を見たことが無いので、正直よく分かりません。まあ安定感はありました。

この映画には色々な要素が含まれているので、様々な角度から見てみると面白いと思います。ギリシャ神話のエディプス・コンプレックス(いわゆるマザコン)要素があり、巨大企業が支配する政治の裏舞台要素もあり、サイコな要素も含んでいたり。

まあ詰め込み過ぎな感じで、折角の重厚な雰囲気がやや軽くなってしまったのが勿体無かったと思います。


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