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12モンキーズ

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TWELVE MONKEYS

評価 ★★★★★|★★
種別 SF/サスペンス/ロマンス
製作年 1995
製作国 アメリカ
配給 松竹富士
監督 テリー・ギリアム
出演 ブルース・ウィリス、マデリーン・ストー、ブラッド・ピット、クリストファー・プラマー、ジョン・セダ、フランク・ゴーシン、リサ・ゲイ・ハミルトン、デビッド・モース
【ストーリー】

いつも同じ夢だった―空港を駆け抜ける男。膝から崩れ落ちる男。とり乱す女。それを見つめる少年…。21世紀初頭、全世界に蔓延したウイルスによって、人類は絶滅の危機に瀕していた。生き残った人々は地上を追われ、地下での生活を余儀なくされた。
2035 年、科学者グループは原因を探るために調査を重ね、その謎に“12モンキーズ”が関わっていることをつきとめる。囚人ジェームズ・コール(ブルース・ウィリス)は、特赦を条件に“12モンキーズ”の調査を命じられ、ウイルスが蔓延しはじめた1996年に送りこまれるのだが…。ウイルス発生の鍵を握る“12 モンキーズ”とは一体何か?知られざる化学兵器か?秘密の軍隊か?それとも…?そして、人類の行く末は…。


【レビュー】

ぶっ飛んだブラッド・ピットがとにかく凄い。そんな印象の映画です。

とにかく時間軸に注意して、意識しながら鑑賞しないと、特に前半は頭が混乱する構成の映画ですが、切なくも妙に納得してしまうラストにつなげるには最良の構成なのかも知れません。

特にこの作品はプロットが秀逸で、あらゆる所に仕掛けられたギミックが、後半になるにつれてパズルのピースの様に嵌り始めると、ストーリー展開に加速度が乗ってくるので、130分の長丁場も気になりません。

また役者の演技力が、この難解なストーリーを上手くカバーしているのも特徴的です。その中でもブルース・ウィルスの安定感は抜群ですし、マデリーンの徐々に変化する内面の演技もロマンスには欠かせません。

極めつけはブラッド・ピット演じるゴインズの“キレっぷり”です。この演技のために精神病院を実際に下見して、研究しただけの事はあります。あんなキレたブラピは、恐らく二度と見られないのでは?(お尻出しちゃってるし・・・)

この作品や「未来世紀ブラジル」などを見て思うのは、テリー・ギリアム監督の思想には、“未来をドラマチックに変える事は出来ない”と言う確固たるものが有るのではないか、ということです。それはこの映画のラストシーンが全てを物語っています。

その思想ゆえにタイムトラベルの作品を扱っても、“タイム・パラドックス”に陥ってストーリー自体が破綻することが殆どない、稀有の作品を作ることが出来るのかも知れません。

その中で、本作品のラストでの飛行機内でのワンカットは、未来への希望を少しだけ繋げる重要な役割を担っていると思います。

しかし、タイトルからして巧妙に仕掛けたギミックだったとは・・・。


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