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スコーピオン・キング

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THE SCORPION KING

評価 ★★★★★|★
種別 アクション/アドベンチャー
製作年 2002
製作国 アメリカ
配給 United International Pictures
監督 チャック・ラッセル
出演 ザ・ロック、スティーヴン・ブランド、ケリー・ヒュー、マイケル・クラーク・ダンカン、グラント・ヘスロフ、ラルフ・モーラー、バーナード・ヒル
【ストーリー】

5000年前のエジプトー。邪悪な王メムノーンは、砂漠に住む種族を全て支配すべく殺戮を繰り広げいていた。滅びかけた種族たちは、凄腕の戦士マサイアスを雇い、メムノーンの暗殺を謀る。激しい戦いの末、遂にメムノーンに仕える美しい予言者、カサンドラを探し出す。彼女を連れ去ったマサイアスを怒り狂うメムノーンが追う!そして全種族の存亡を賭けた決戦が始まろうとしていた。


【レビュー】

“ザ・ロック”のための正統派古典的アクション映画です。

この映画は大ヒットした「ハムナプトラ」シリーズの2作目、「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」で敵役であった“スコーピオン・キング”を主役にしたスピンオフ作品です。

ハムナプトラでは至るところに使われたCGが売りの一つとなっていましたが、今回はそれらを極力抑えた肉体派アクションとして作られています。これは主人公マサイアスを演じる現役プロレスラー“ザ・ロック”の肉体美を最大限に生かすための手法でしょう。

またギリギリの所で、見えそうで見えないケリー・ヒューの露出度の高さなど、なかなか魅せるのが上手い監督です。この女優どこかで見たことがあると思って調べたら、「刑事ナッシュ・ブリッジス」や「CSI:ニューヨーク」などで活躍してる人でした。メインはTVドラマのようですね。

さて物語のほうですが、ゴモラの王メムノーンの圧制に対して、マサイアスを暗殺者として送ることから始まる二人の因縁をベースに、いかにしてマサイアスが“スコーピオン・キング”となっていくかを描いています。

ただ、ハムナプトラ本編ではイムホテップですら恐れた、邪悪な最強の戦士スコーピオン・キングではなく、正義のヒーローとして王になるまでの物語となっているので、彼がその後、どのようにして悪役キャラに変貌していくのかは、この映画では全く分かりません。

その辺りのストーリー展開に期待してみた人は、消化不良を起しそうですが、まあ私的にはこういうのも有りだと思っていますので、全く問題なしでした。

また全くと言ってよいほど捻りが無い、これほどストレートなストーリー展開は最近あまり目にしない分、逆に新鮮味がありました。


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