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シューテム・アップ

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SHOOT ’EM UP

評価 ★★★★★|★★★
種別 アクション/バイオレンス
製作年 2007
製作国 アメリカ
配給 Movie-eye Entertainment Inc.
監督 マイケル・デイヴィス
出演 クライヴ・オーウェン、ポール・ジアマッティ、モニカ・ベルッチ、スティーヴン・マクハティ、グレッグ・ブリック、ダニエル・パイロン
【ストーリー】

冬のNY、深夜---。ホームレスのスミス(クライヴ・オーウェン)は、ひとりニンジンをかじりながら所在なく座り込んでいた。その目の前を大きなお腹を抱えた妊婦(ラモーナ・プリングル)が、必死の形相で通り過ぎた。彼女の後を追ういかにもな風体のヤクザが気にかかり、スミスもその後を追って暗い廃墟の中に駆け込んだ。案の定男に襲われていた彼女を助けたスミス。しかし、ハーツ(ポール・ジアマッティ)率いる男の仲間たちが続々と廃墟の中に乱入、ムチャクチャな勢いで銃を乱射し始めた。スミスは拾い上げた銃で応戦、妊婦を守り廃墟の中を逃げ回る。そのさなか、彼女はショックで産気づいてしまう。なだめ励まし、スミスがやっとこさ取り上げたベイビー(ちん●んあり)と共に、さらに逃走を続ける途中、流れ弾を額にくらった母親は絶命。残されたベイビーを脇に抱え逃げるスミスにさらに謎の追ってが迫る---。


【レビュー】

ハード・ボイルドのようで実は撃ちまくる痛快アクション映画です。

随分突き抜けた感じの映画なので誰が監督なんだと調べてみたら、マイケル・デイヴィス・・・。知りません。よく調べてみたら日本未公開の映画ばっかり撮ってます。他の作品は知りませんが、この作品だけで見たらガン・アクションかかなりの物です。

“銃弾2万5千発のエクスタシー!”のキャッチ・コピーよろしく、ひたすら撃ちまくりです。何で相手の銃弾が当たらないんだ!って突っ込みは置いておいて、スミス(クライヴ・オーウェン)は無類の凄腕ガンマンなのでした。

この手の映画で似たようなのに、ジェイソン・ステイサム主演の「アドレナリン」が有りましたが、あっちはキャラ自体がお馬鹿っぽいのに対して、こちらはハード・ボイルドが良く似合うクライヴ・オーウェン。

敵役にベテランのポール・ジアマッティを配し、ヒロイン役に(そろそろ歳を感じる)イタリアの至宝モニカ・ベルッチと、非常に豪華な顔ぶれです。特に黒い革ジャンを着込んだクライヴ・オーウェンがとても渋い。渋いからこそお馬鹿なガン・アクションも何か格好良く見えてきてしまうのが凄いですね。

どのシーンもレベルの高い出来なので迷うところでは有りますが、個人的に気に入ったのは“お産+ガン・アクション”と、ベルッチとの“セックス+ガン・アクション”です。「そう来たか!」って感じが、有り得なさ過ぎて最高です。他にも見所が一杯でどこを取っても楽しめます。

ストーリーはどう見てもB級映画なのにそれを感じさせないのは、監督の腕なのか出演した役者達の演技力の賜物か。クライヴ・オーウェンの渋さとポール・ジアマッティの演技力、モニカ・ベルッチの妖艶な魅力が上手くミックスされています。

とにかくテンポが良く息切れ無しの86分間です。


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