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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦_ポスター
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INDIANA JONES AND THE LAST CRUSADE

評価 ★★★★★|★★★
種別 アクション/アドベンチャー
製作年 1989
製作国 アメリカ
配給 Paramount Pictures.
監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 ハリソン・フォード、ショーン・コネリー、デンホルム・エリオット、アリソン・ドゥーディ、ジョン・リス=デイヴィス、ジュリアン・グローヴァー、リヴァー・フェニックス
【ストーリー】

映画の幕開けを飾るのは、初めての冒険に胸躍らせる若きインディ・ジョーンズの姿。
月日は流れ、大人になったインディは長らく音信不通だった父、ヘンリー・ジョーンズ博士を探す旅に出かける。
聖杯研究の第一人者として知られるヘンリーは、秘宝探しに燃えるナチスに誘拐されてしまったのだった。
ベニスではネズミだらけの地下に閉じ込められ、ドイツ上空では複葉機に乗ってナチスの追撃をかわしたインディは、最強の戦車にも勇敢に立ち向かう。
そしてミステリアスなパワーを秘めた聖杯を守るために、インディ親子は手に手をとって決死の冒険に挑むのだった。


【レビュー】

3作目で更にパワーアップした映画です。

スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、ハリソン・フォードの3人が組んだ3作目。2作目の「魔宮の伝説」ではオリジナルの伝説を使ったジェットコースター・ムービーでしたが、今回は原点に返って、まことしやかに伝わる"聖杯伝説"をベースにしたストーリーとなっており、映画全体を通しての雰囲気も1作目の「失われたアーク」に近い出来映えでした。

やはり冒険ものを映画にするならば、実在する伝説をモチーフにしたほうが物語りの奥行きが広がってワクワクするものですね。あらゆる要素にそれぞれが更に別の伝説を持っていたりと、見ているうちに色々と想いを巡らせて想像をかき立たせるので、自然と盛り上がって来ます。特に聖杯伝説といえばキリストの最後の晩餐に始まり、アーサー王伝説を経てテンプル騎士団にまで及ぶ、ヨーロッパでは広く支持されている有名な伝説です。そして映画でも出てきますが、かのナチスのヒトラー総統も聖杯を探していたと近年では噂されているほどです。

ちなみにこの映画の中では、インディのトレードマークとも言える"フェルト・ハット"や"鞭"、アゴの"傷"や"ヘビ嫌い"になったエピソード、さらには"インディ"の名前の由来まで明らかにされます。

さすがに名前の由来には思わずニヤリとしました。

しかしショーン・コネリーにあの様なお茶目な役がこなせてしまうとは、いやはや驚きです。特に空中戦でのハプニングは笑いが止まりませんでした。しかしお茶目なだけでは有りません。厳しく律する時の目鋭さなど威厳に満ちた態度は、思わずジェームズ・ボンドを彷彿とさせてくれました。本当に芸の幅が広い役者です。彼がこの作品全体に与えた深みは相当なものだと思います。

なおこの映画の中でインディと父ヘンリーが、最初はよそよそしく他人行儀なのが冒険を重ねるうちに徐々に確執が溶けていき、最後は父と子の絆で結ばれ晴れ晴れしくラストを迎えるまでの、もう一つのストーリーにも着目して見ると、いっそう楽しめると思います。


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