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DEATH NOTE デスノート the Last name

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DEATH NOTE the Last name

評価 ★★★★★|★
種別 クライム/サスペンス
製作年 2006
製作国 日本
配給 Warner Bros. Entertainment Inc.
監督 金子修介
出演 藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香、鹿賀丈史、片瀬那奈、藤村俊二、満島ひかり、五大路子、上原さくら、マギー、中村獅童、池畑慎之介
【ストーリー】

 そして、2冊目のノートが舞い降りた……。 そしていま、緊迫する二人の頭脳戦は、新たな局面を迎えようとしていた――。 「キラ逮捕に協力するため」と称して、キラ対策室に入り込んだ月。 そんな月を虎視眈々と待ち受けていたL。 天才同士の、微塵の隙も許されない直接対決の幕が切って落とされた! しかし、月もLも知らないところで、まったく予想だにしない出来事が起こっていた。 リュークとはまったく別の意思を持つ死神レムによって、地上にもう1冊のデスノートが落とされたのだ。 それを手にしたのは、キラを崇拝するアイドル、ミサミサこと弥海砂(戸田恵梨香)。 第2のキラとなった海砂は、月が持とうとしなかった特別な力“死神の目”を手に入れて、月に協力を申し出る。 たとえ偽名を使おうと、相手の本当の名前を知ることができる“死神の目”は、Lを追い詰める最強の武器になるはずだった。 ついに海砂はLを目撃する機会を得たが、月と海砂の機先を制したLの策略にかかり、キラ容疑でキラ対策室に監禁されてしまう。 月も自らの監禁を申し出るが、そこにはデスノートのルールを熟知した上での計算があった ――。 一方、煽動的なキラ報道で視聴率をあげるさくらテレビでも、思わぬ事態が起こっていた。 メインキャスターの陰で地道にキラ事件を追ってきた高田清美(片瀬那奈)が、ある日知らされた驚愕の事実。 そして、第3のキラの出現……! 新たに明らかになるデスノートのルール。 天才たちの計算をも狂わせる予想外の展開。 それでもすべてを見通しているのは? そして最後に笑うのは?―― いったい、誰だ。


【レビュー】

悪くは無いけれど・・・。

前作は天才っぽさに疑問が残るものの、月(藤原竜也)とL(松山ケンイチ)2人の、手に汗握る頭脳戦がそれなりに見せ場を作っていましたが、後編となる今作は頭脳戦というよりも、ややドタバタしたサスペンスっぽい仕上がりになっています。

全体のレベルを下げてしまった要因はおそらく、簡単にしっぽを捕まれてしまう弥海砂や、高田清美の二人のキャラの安っぽさにあるのでは無いでしょうか。

せっかく前編で、月とLがお互いを騙し合う緊張感を作り上げたのに、後編ではその緊張感が全くありません。特に弥海砂のゴスロリっぷりと、高田清美のジェンダー丸出し感がバランスを崩していたように感じました。

原作は未読なので比較のしようがありませんが、もし原作もこんな感じの内容だとすると、ちょっと緊張感が無くなってダレて来た可能性がありますね。

どうせなら最後までハイレベルな頭脳戦を展開してくれた方が、みている方としても緊張感を保ったままいられたと思うと、残念で仕方がありません。

ただ、全体のレベルが下がったとはいえ、ラストはなかなか良い出来だったと思います。Lの取った行動に色々と異論はあるかもしれませんが、あれはあれで最良の選択だったと思いますし、リュークの行動も私的には納得です。

しいて言えば、原作とは変えたと言うラストにつなげるために取ったLの行動に関して、もう少しわかりやすいシークエンスを織り交ぜることが出来ていたら、さらに良かったのではないでしょうか。

ともかく、私は映画版のラストも有りかなと思います。


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