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フィクサー

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MICHAEL CLAYTON

評価 ★★★★★|★
種別 クライム/サスペンス/ミステリー
製作年 2007
製作国 アメリカ
配給 Movie-eye Entertainment Inc.
監督 トニー・ギルロイ
出演 ジョージ・クルーニー、トム・ウィルキンソン、ティルダ・スウィントン、シドニー・ポラック、マイケル・オキーフ、
【ストーリー】

全米を騒然とさせた3000億円にのぼる薬害訴訟。被告の巨大農薬会社有利のうちに訴訟が解決されようとしていた正にそのとき、農薬会社の弁護を担当する NY最大の法律事務所の弁護士が、全てを覆す”秘密”を握ってしまう。彼は良心の呵責に苛まれて、事実の暴露を決意。この動きを察知した事務所は、「フィクサー」=マイケル・クレイトンに”もみ消し”を依頼する。いつものように活動を開始したマイケルは、数日後に暴露を目論んだ弁護士の死亡を知る。その不審な死の真相を追究していくうち、次第に彼は企業の隠蔽工作にとどまらぬ、予想をはるかに超えた巨大な陰謀に自らが巻き込まれていくことに気づく・・・・・。


【レビュー】

登場人物が複雑に絡み合っていて最初はチョット分かりにくい映画です。

フィクサーとは、利害関係にある両者の間に生じる様々なコンフリクト(衝突)を、円滑に解決する役割を果たす調停人のことを指しますが、往々にしてそれは法に触れることもあり、“揉み消し屋”としてしばしば使われます。

今回この映画で登場するマイケル・クレイトン(ジョージ・クルーニー)も、そのような裏の仕事人として活躍する敏腕弁護士です。

物語は交通事故でひき逃げの罪を犯した依頼人のもみ消し依頼から始まります。本来敏腕で名の通る彼ならば、依頼人の納得する条件を提示するであろう場面なのに、どうにも煮え切らない態度を取り相手を逆上させてしまいます。

「本当に敏腕なのだろうか?」そんな懐疑心を観客に抱かせつつ、依頼人宅を後にしたクレイトンは車を走らせ、やがて朝もやの中に現れたある光景に惹かれて停車。彼が導かれるように丘を上っていくと突然車が爆発。

何がなんだか分からずとも、身の危険が迫っている事だけは判明。そして4日前に話は遡ります。

このあたりの描写が巧みで思わず引き込まれますが、その後がちょっとばかりややこしく、最初は何処と何処が何について揉めていて、登場する弁護士たちが何処の利害関係者なのか全く分かりませんでした。単純に私の頭が悪いのかも知れませんが・・。

ストーリーは単純なので、敢えて時系列をいじるなどして複雑にしたのかも知れませんが、サスペンス性を持たせるにしてもこれはチョットいただけなかったです。

そんなストレスを感じながらも観終わって見れば納得の出来でした。特にクレイトンの心境の変化が良く分かる構成になっていたのと、気丈さの中に人間的弱さを垣間見せる法務部本部長クラウダー(ティルダ・スウィントン)の演技が素晴らしかった。

彼女はこの役で助演女優賞を受賞しましたが、確かにそれだけの演技だったと思います。強いて言えば主人公役であるクルーニーの演技にパンチが無かったのが勿体無かったと思います。


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