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28日後...

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28 DAYS LATER...

評価 ★★★★★|★★
種別 SF/サスペンス/ホラー
製作年 2002
製作国 イギリス/アメリカ/オランダ
配給 Twentieth Century Fox Film Corporation
監督 ダニー・ボイル
出演 キリアン・マーフィ、ナオミ・ハリス、ミーガン・バーンズ、クリストファー・エクルストン、ブレンダン・グリーソン、ノア・ハントリー、レオ・ビル
【ストーリー】

 霊長類研究所??そこで科学者たちは、発作的な強い怒りに対する治療薬(鬱を抑える抑制剤のようなもの)を開発するため、精神的な怒りを促進するウィルスに感染させたチンパンジーを実験に使用していた。物語は、その研究所を動物保護活動家たちが襲撃したことでウィルスが外に漏れてしまった『28日後...』から始まる。
 誰もいない病院で昏睡状態から目覚めたジムはロンドンの街へさ迷い出る。そこで彼が目にするのは、人気のない、静まり返ったウェストミンスター橋とテムズ川沿いのエンバンクメント。広場にはダブルデッカー・バスが横転し、9・11後のNYのように家族の行方を捜すビラが貼られる。何が起きたのか彼に分かるはずもなかった。新聞を拾い、わずかな痕跡を探す。全島避難? 伝染病? 死のウィルス?
 押し潰されそうな不安からか、ジム(キリアン・マーフィ)は教会に入り、「Hello?」と呼びかける。その声に反応したのは、目を血走らせて襲い掛かる神父と、死体の山に紛れていた“感染者”たちだった。ウィルスは血液を媒体とし、数秒で人間の精神を破壊する。感染者は親でも兄弟でもすぐに殺さなければ自分の命も危ない。セリーナ(ナオミ・ハリス)、フランク(ブレンダン・グリーソン)、ハナ(ミーガン・バーンズ)といった仲間を得たジムは、感染者たちの攻撃をかわしながら、特効薬を見つけたというラジオ放送を頼りにマンチェスター郊外まで車を走らせる。わずかな希望を込めて「Hello?」と呼びかけながら。そこにどんな恐怖が待ち受けているとも知らずに・・・・。


【レビュー】

意外にシリアスな世紀末映画です。

ダニー・ボイル監督といえばレオナルド・ディカプリオ主演の「ザ・ビーチ」など、どこか変わった雰囲気の映画を撮ることで有名ですが、今回の「28日後...」もジャンル分けの微妙な映画を作りました。一応ホラー系だと思うのですが・・・。

なかなか良かったのは、感染すると10秒程度で発症し見境無く他の人間を襲う“凶暴性ウイルス”という設定です。感染するとゾンビ化する使い古された設定では、見る気も最近は起きませんが、これは良かったと思います。当然ゾンビと違い全力疾走で追いかけてくるので、これまた違った意味で恐怖感たっぷりです。

そういえば全力疾走するゾンビ映画に「バタリアン」がありましたが、あれは半分コメディなので恐怖感は断然こっちの方が上ですね。

それと非常に良かったシーンが“無人のロンドン”ですね。ジムが静まり返ったロンドンを呆然とさまようシーンは世紀末の雰囲気がバッチリ出ていました。あそこで音楽を鳴らしてしまったら台無しになっていたでしょう。

また、ほとんどCGを使用していないのも良いですね。この作品にはCGなど使わないほうが臨場感も溢れるし、ハリウッドのように莫大な制作費をつぎこまなくても、こういう作品が撮れるんだと言う、お手本のような映画です。まあイギリス映画っぽい雰囲気ではありますが、ハリウッド映画に食傷気味な人には良いかも知れません。

この映画の面白いところは、前半が凶暴性の抽出された感染者から逃れるパートになっていて、後半は生身の人間の凶暴性をテーマにしたパートの構成になっていることです。この相対性が良く出来ているので、私は良質の映画だと思います。

結局凶暴性とは“人間の内に秘めたもの”なのだとダニー・ボイルは言いたかったのではないでしょうか。

きっと人類は“内に秘めた凶暴性”で滅ぶのかも知れませんね・・・。


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