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キング・アーサー

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KING ARTHUR

評価 ★★★★★|★
種別 アドベンチャー/スペクタクル
製作年 2004
製作国 アメリカ
配給 Buena Vista International
監督 アントワーン・フークア
出演 クライヴ・オーウェン、キーラ・ナイトレイ、ヨアン・グリフィズ、ステラン・スカルスガルド、スティーヴン・ディレイン、マッツ・ミケルセン、ヒュー・ダンシー、ジョエル・エドガートン
【ストーリー】

「滅び行く祖国を、守れるのはあなただけ・・・」
西暦415年???ローマ帝国の支配下にあったブリテンでは、帝国からの独立を求める反乱軍=<ウォード>とローマ帝国軍が終わり無き戦闘を繰り広げていた。その一方で、残虐なサクソン人が虎視眈々とブリテンの侵略を狙っており、ローマ帝国、ウォード、サクソンの3つの勢力争いは混迷を極めていた。
ローマ軍の司令官であるアーサーは、無敵を誇る<円卓の騎士>を率いて内乱が続くブリテンの<ハドリアヌスの城壁>を守っていた。しかし、繁栄を極めたローマ帝国にも終焉の時が近づき、ついにローマ帝国はブリテンからの撤退を決定。だが、サクソン人への抑止力を失うブリテンの人々にとって、それは滅亡を意味していた。
アーサーと円卓の騎士たちは、戦いに明け暮れる日々から解放され、懐かしい故郷で平穏な生活を取り戻すはずであった。しかし、ローマ教皇の名の下に、余りにも過酷な<最期の使命>が下される。ウォードとサクソン人の双方に包囲されたハドリアヌスの城壁の北の地から、ローマ人一家を救出しろと言うのだ。
アーサーと円卓の騎士たちは、かけがえのない仲間を失いながらも、奇跡のような強さで任務を果たす。その過程で、無実の罪で囚われていたブリテン人のグウィネヴィアを救出。高貴な美しさと、強い信念を持つこの女性は、ローマ人の父とブリテン人の母との間に生まれたアーサーの"眠れるブリテンの血"と"史上最大の王"になる運命を呼び覚ましていく。やがれハドリアヌスの城壁に帰還したアーサーは、二つの選択を迫られることになる。兵役を終えてローマに帰国するか。それともグウィネヴィアと共にブリテンのために戦うか・・・。
残虐なサクソン人の侵略は益々拡大し、ブリテンは滅亡の危機に瀕していた。時代は今。ひとりの救世主の誕生を待っていたのである・・・。


【レビュー】

まず、この映画には今までに作られたアーサー王伝説の輝きは有りません。ローマ軍人アーサーがブリテン王になるまでの物語です。

全体的にどこか退廃的な雰囲気が漂った映画になっていますが、時折雪が舞う冬のブリテンのせいか、全体的な構成のためかよく判りません。ただ言えることは見ていて胸がスカッとするような映画では有りませんでした。また折角用意した数百メートルにも及ぶ巨大セットの城壁も、やたらとバストアップの映像が多いうえに、あの程度のエキストラの数では大スペクタクルの迫力を表現しきれず、宝の持ち腐れとなってしまったようです。大物志向ジェリー・ブラッカイマー製作だけに大きな外しは有りませんが、今回起用した監督が良くなかったのでしょうか。物語的にはそれほど悪くないのにちょっと勿体無い感じでした。


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