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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア_ポスター
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CHARS COUNTERATTACK

評価 ★★★★★|★★★
種別 SF/アクション/戦争/アニメ
製作年 1998
製作国 日本
配給 松竹
監督 富野由悠季
出演 古谷徹、池田秀一、鈴置洋孝、榊原良子、弥生みつき、川村万梨阿、白石冬美、佐々木望
【ストーリー】

宇宙世紀0093年。ネオ・ジオンの総帥となったシャアは、地球に住む怠惰な人々を粛正するために隕石落とし作戦を開始した。ロンド・ベルのブライトたちは作戦阻止に奮戦するが、シャアの作戦は一枚上手であった。闘いの中で連邦高官の娘クェス・パラヤはシャアにひかれてネオ・ジオンに入り、パイロットとしてニュータイプの素養を開花させていく。作戦は成功し、小惑星アクシズは地球落下に向かって前進を始めた。シャアのライバルたるアムロはν(ニュー)ガンダムに乗って惨劇をくい止めようと出撃するが……。


【レビュー】

ガンダムシリーズ劇場版の最高傑作。

この映画、そもそもファーストガンダムを知らないとストーリーの根底を理解することは困難なので、本来ならば★9個のところを一つ減点しました。よってこの映画をストレス無く見るためには「ファーストガンダム」の知識は必須であり、その他の予備知識として「Zガンダム」「0083」あたりが有れば文句ないと思います。

ファーストガンダムの劇場版3部作はTV版のダイジェストなので目新しさは元々ありませんでしたが、この作品は完全に劇場専用として製作されただけあり、ストーリー展開もしっかりしていて破綻が無く大変良く出来ていると思います。

ちなみにガンダムでは、軽い話では良くある判りやすい正義と悪の戦いのような単純な図式は有りません。戦う両陣営のどちらも正しく、またどちらも何かしら間違っているのです。それ故にどちらの側にも家族や様々な人生が描かれ、そこからドラマ性生まれる事によってしっかりした群像劇が成り立っています。

元々ガンダムが扱っているテーマは非常に重く、立場の違うものたちが世界や宇宙の安定を目指そうとして、イデオロギーの相違から起こるコンフリクトを戦争と言う道具で解決しようとした時に、この戦争に巻き込まれる子供達の目線で、大人の都合やエゴなどを捉える事にあるのだと思います。彼らは共通して親の愛情を十分に受けられず心に不満を鬱積させて育った子供達で、成長していく過程で様々な葛藤を経験していきます。しかし今回はその足かせを外し、大人になったシャアとアムロの目線で追い続けたことに富野監督の完結偏にかける思いが伝わってきました。

私の中ではシャアとアムロの人物像を、典型的な信長型と家康型と捉えており、この両者が持つイデオロギーは根底では共有しているにも関わらず対立になるのは、生い立ちなど背負うものの違いに起因するのだと考えていますが、正直理解出来ているかは自分でも不明です。

しかし、1998年の作品でここまで躍動感のあるアニメが作れたのは正直驚きです。特にνガンダムとサザビーとの一騎打ちは必見。マニアには垂涎ものかも知れません。

ところで結局二人はその後どうなったのでしょうか。とても気になる終わり方でしたが、両者のファンにとっては謎のままのほうが幸せなのかも知れませんね。


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