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スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

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Sky Captain and the World of Tomorrow

評価 ★★★★★|★★
種別 SF/アクション/アドベンチャー
製作年 2004
製作国 アメリカ/イギリス/イタリア
配給 GAGA Communications Inc.
監督 ケリー・コンラン
出演 ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、アンジェリーナ・ジョリー、ジョヴァンニ・リビシ、バイ・リン、ローレンス・オリヴィエ
【ストーリー】

1939年、ニューヨーク。著名科学者失踪事件を独自に調査していた女性ジャーナリスト、ポリーの前に、突然巨大ロボット軍団が現れた。その巨体で次々と街を破壊するロボットからポリーを救ったのは、元恋人であり、空軍のエースパイロット、"スカイキャプテン"ジョーだった。科学者失踪と巨大ロボット出現の間に関連性を見たジョーは、ただちに調査を開始するが…。


【レビュー】

非常に斬新な実写+デジタルアニメ映画です。

これがケリー・コンラン監督のデビュー作とは、いきなりその高い能力を見せ付けてくれました。監督が自宅のパソコンで作った6分間の短編映画をベースに、インディーズ映画として作られたわけですが、その出来栄えは見事なものです。

本人も言っていましたが、全てブルーバックで撮影しその後全ての映像をCGで描いた作品になっていますので、ジャンル的にはデジタルアニメかも知れませんが、昨今の映画は少なからずCGを駆使して映像を作りこんでいるのでその境界線は曖昧になって来ていると思います。また日本アニメに非常に影響を受けているとの事。たしかに上空からロボット兵の大群が両手を広げて飛来する様は、宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」そのもの。また全体の画面構成は手塚治のSD漫画チックな作りとなっている気がします。そして監督がこだわったのは昔懐かしい雰囲気を漂わせる空想ファンタジーではないでしょうか。映像は全てセピア調で統一され、20世紀前半に空想された近未来風の銀色に輝くロケットや無機質なロボットに光線銃。大空から水中まで自在に飛びまわれるように改造された戦闘機P-40ウォーホークなどなど。しかし、そしてさり気なく使われたローレンス・オリヴィエ(既に死去)の合成映像が、最期のあの複線に通じているとは・・。

やってくれるじゃないですか。


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