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大いなる陰謀

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LIONS FOR LAMBS

評価 ★★★★★|★★
種別 戦争/ドラマ
製作年 2007
製作国 アメリカ
配給 Twentieth Century Fox Film Corporation
監督 ロバート・レッドフォード
出演 ロバート・レッドフォード、メリル・ストリープ、トム・クルーズ、マイケル・ペーニャ、デレク・ルーク、アンドリュー・ガーフィールド
【ストーリー】

 大統領への野望を抱く上院議員アーヴィング(トム・クルーズ)は、世論の支持を得るための戦略として、ニュース番組ジャーナリスト、ロス(メリル・ストリープ)に言葉巧みに対テロ戦争の情報を操作しながら売り込みをかける。その戦略の裏に潜む<仕組まれた真実>を感じ取った彼女は、すべてを明らかにする事が自分の使命だと決意する。

 また、アーヴィングが仕組んだ戦略に従い戦地に赴いた2人の若者は、アフガニスタンで対テロ戦争に命をかけることを選択する。その若者たちの選択に誇りを感じながらも、戸惑いを隠せない恩師の大学教授(ロバート・レッドフォード)。今、それぞれの思惑がひとつに繋がろうとしていた時、何も知らずにアフガニスタンで戦う若者たちの未来が、大きな陰謀のうねりに巻き込まれようとしていた???。


【レビュー】

見終わった後に考えさせられる映画です。

この映画の中でロバート・レッドフォードが言いたかったことは唯一つ。“無関心は罪”だと言う事です。このテーマを、対テロ戦争を繰り広げているアフガニスタンを舞台に、“政治家”、“メディア”、“教育者”の3方向から見つめ、全員が無関心から抜け出し考えて“選択”することを促します。そして選択には“責任”が必ず付きまとう事も。

よってこの映画の中では正しい模範解答などありません。鑑賞した人達に、「自ら考えよ」と説いているわけです。

ただ、昨今の日本における政治への無関心や、偏重したメディア、教育問題などと重ね合わせて見れば、日本人の我々にも思い当たる節は多々あるはずなので、言わんとしていることはすぐ理解できるでしょう。

この映画の趣旨を理解し、うわべや流行に流されず真実を見極め、取り合えず政策をしっかり理解した上で選挙に行こうと思えばよし。また今を楽しむ事ばかりにかまけて、授業をサボったりせず真の教育を理解して日々の決断をすれば尚よし。

そういった正しい選択を、責任を持ちながら日々積み重ねていく事を促しています。政治への無関心の行く末は、感情的な選択と終わりの見えない泥沼化する戦いへと繋がっていることを言いたいのではないでしょうか。

しかし、困ったことにトムをキャスティングした事で、これらのテーマが伝わり難くなった可能性は否定できません。(偏見かも知れませんが)恐らく格好いいトムが見られる事に期待した人は、あまりの政治的な会話の多さに閉口するかも知れませんし、そもそも内容を理解出来ない可能性もあります。

まあ、そんな軽い気持ちで見る人にも何か伝わればと割り切ってキャスティングした可能性もありますけど。


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