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レッド・オクトーバーを追え!

レッド・オクトーバーを追え!_ポスター
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THE HUNT FOR RED OCTOBER

評価 ★★★★★|★★★★
種別 アクション/サスペンス/戦争
製作年 1990
製作国 アメリカ
配給 Paramount Pictures = United International Pictures
監督 ジョン・マクティアナン
出演 ショーン・コネリー、アレック・ボールドウィン、スコット・グレン、サム・ニール、ジェームズ・アール・ジョーンズ、ティム・カリー、コートニー・B・ヴァンス
【ストーリー】

ソビエト、ムルマンスク沿岸。副長ボロディン(サム・ニール)から出発の時を告げられたソ連最新鋭原子力潜水艦レッド・オクトーバーの艦長ラミウス(ショーン・コネリー)は、秘かな決意を胸に、艦の前進を命令する。その頃、CIAのアナリスト、ジャック・ライアン(アレック・ボールドウィン)は、英国情報局から入手したレッド・オクトーバーの写真を片手に、その謎の解明に奔走していた。レッド・オクトーバーの不審な行動が次々と米国に報告される中、ライアンは、ラミウスが亡命するつもりなのかもしれない、と直感する。国家安全対策顧問ジェフリー・ペルト(リチャード・ジョーダン)から、3日以内にラミウスの真意を証明するよう命じられたライアンは、直ちに北大西洋沖の米空母エンタープライズに向かった・・・。


【レビュー】

“潜水艦映画に外れなし”の格言を確立した映画だと思います。

監督は「ダイ・ハード」のジョン・マクティアナン、主役にショーン・コネリー、その脇を固める俳優たちにアレック・ボールドウィン、スコット・グレン、サム・ニールなどなど、演技派が勢ぞろいです。

原作はトム・クランシーのデビュー作の同名小説。この小説の設定が非常に緻密に練り上げられており、とても実現性の高い内容ということで米国政府や実際の潜水艦クルーから高く評価されています。

そして彼の栄光はこの小説から始まり、以後“ジャック・ライアン”シリーズとして、「パトリオット・ゲーム」「今そこにある危機」「トータル・フィアーズ」など続々と映画化されていきました。

確かにこの映画は面白い。私の中では潜水艦映画の最高峰は「クリムゾン・タイド」なのですが、双璧と言っても過言ではないほどの出来栄えです。同時期に「沈黙の艦隊(かわぐちかいじ)」と言う漫画が日本でも登場し大きな反響を得ましたが、こと潜水艦戦のリアルさや人物描写においては「レッド・オクトーバーを追え!」の方が上だと思います。

今は無きソ連と米国を軸とした東西冷戦時代に青春時代を過ごした私は、その不気味な緊迫感を肌身で感じていたので、この映画への思い入れから高評価となっている可能性はありますが、それを差し引いても見て損は無い映画でしょう。

特に潜水艦という外界と隔絶された特殊な空間で、相手の表情も全く分からない状態のなか、相手の行動や心理を読みきろうとする心理戦の描写は、まさに手に汗を握るようなスリルを味わえます。


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