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攻殻機動隊 Stand Alone Complex Solid State Society

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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society

評価 ★★★★★|★★★
種別 SF/アクション/サスペンス/アニメ
製作年 2006
製作国 日本
配給 未公開
監督 神山健治
出演 田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、阪脩、仲野裕、大川透、小野塚貴志、山口太郎、玉川紗己子
【ストーリー】

 西暦2034年。公安9課から草薙素子が去り、2年の歳月が経過していた。トグサが新しく組織を率いる立場となり、メンバーも大幅に増員されて拡大を果たした新生公安9課に、次々と難事件が襲いかかる。捜査の結果、一連の事件を背後で操っている存在が「傀儡廻(くぐつまわし)」と呼ばれる超ウィザード級ハッカーであることが判明する。
そんな中、他のメンバーとは別ルートで事件の追跡をしていたバトーは、偶然にも草薙に再会する。「“Solid State“には近づくな」という謎の言葉を口にして去る草薙。そして残されたバトーの脳裏にはある疑念が生じる。「傀儡廻」とは草薙のことではないのか……。
 次から次へと立ちはだかる難事件の前に、新生9課のメンバー達はどう挑むのか!?事件の陰に付き纏う「傀儡廻」の正体は?そして”Solid State Society”が意味するものとは!?


【レビュー】

良く出来ている。しかしこれだけ見ても判らない。

本作品はOVAとして一部に絶大な人気を誇る「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズの、2nd GIG(第2シーズン)から2年後の日本を舞台としているため、シリーズを通して見て来た人には納得の出来である一方、これを始めてみる人にはかなり難解な内容と感じる出来となっています。

なぜなら“攻殻機動隊”の世界設定が非常に独特で難解なため、普段は耳にしないような“電脳”や“攻性防壁”などの単語が飛び交う上に、ポリティクスをメインに扱うため、これまた専門用語が所々に出てきます。

全く政治に興味の無い人が、深みのあるSFアクションとして楽しむことは十分に可能ですが、さわり程度でも知識を持っていれば、さらに深みのある楽しみ方が出来ると思います。

そういう意味で、私自身が1991年に原作を手にした時に受けた衝撃の大きさからファンとなった、重度の“攻殻マニア”に属することもあり評価が高めになっていますが、近未来の日本を舞台としたパラレルワールドでありながらも、現在の日本が抱える少子高齢化や児童虐待問題などを正面から捕らえた力作でした。

また、前2シリーズでもそうだったのですが、「STAND ALONE COMPLEX」は基本的に原作のストーリーをモチーフにした作り方をしているので、原作を読み込んでいる人には共通点を探るのも一つの楽しみ方でしょう。

本作品でも原作1巻の“人形遣い”と“傀儡廻”を共通項に、1.5巻の“草薙素子が去った9課”を舞台とし、ラストにおけるやり取りから草薙素子が原作とは別の選択をする結末へと繋げているは上手いと感心しました。

原作者である士郎正宗が、攻殻シリーズ執筆の終結宣言を2008年に出している事もあり、今後は新しく「STAND ALONE COMPLEX」が作られる可能性は低くなってしまったのが残念で仕方ありません。

ちなみに私は、押井守が作る“攻殻映画”よりも、神山健治が作る“STAND ALONE COMPLEX”の方が好きだな?。


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