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トゥモロー・ワールド

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CHILDREN OF MEN

評価 ★★★★★|★★
種別 SF/サスペンス/ドラマ
製作年 2006
製作国 アメリカ/イギリス
配給 東宝東和
監督 アルフォンソ・キュアロン
出演 クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア、マイケル・ケイン、クレア=ホープ・アシティ
【ストーリー】

西暦2027年、人類はすてに18年間子供が誕生していなかった、この地球を引き継ぐものは、いずれ途絶えてしまう・・・。エネルギー省官僚のセオ(クライヴ・オーウェン)は、人類の未来はおろか、自分の将来でさえ興味のない、絶望を生きる男。ある日彼は、ジュリアン(ジュリアン・ムーア)率いる地下組織FISHに拉致される。目的は”通行証”。彼らは極秘裏に”ある少女”をヒューマン・プロジェクトに引き渡すプランを企てていた。しかし、この少女こそが人類の未来を変える存在だということを、セオは想像もしていなかった・・・。


【レビュー】

難しい映画です。

監督は「ハリーポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン。主演に「シン・シティ」のクライヴ・オーウェンを配し、イギリスの女流作家P.D.ジェイムズの同名小説を映画化。(映画の原題は”CHILDREN OF MEN”なんですよね)

昨今の日本や韓国、欧州では少子化問題が叫ばれていますが、この映画ではもっと進んだ”無子化”が世界中を覆い尽くし未来の無い世界となっています。このあたりの設定は「イーオン・フラックス」と同じですが、あちらは完全に制御されたSFの王道に近い話であり(映画はつまらなかった)、こちらは未来に絶望した世紀末の世界。全編通して退廃的な雰囲気と焦燥感が漂っています。そんな中で唯一の希望の光とも言える”妊娠した少女”が登場し、その小さな真実に希望を抱く一握りの関係者は、政治に利用としようとするもの達の魔の手をかいくぐりつつヒューマン・プロジェクトを目指すわけですが、結局最後まで精神的に救われたのか否かがはっきりしない終わり方をします。なぜなら映画の中で未来に対する回答は用意されていないのです。ですから映画の先の未来は各自がエンドロールのバックで流れる「声」から判断してください。恐らくこの映画で監督が伝えたかったのは「希望」でしょうから。

それと巷で話題になっていますが、何箇所かある”長回し”の撮影手法は確かに一見の価値があります。特に市街戦を10分弱もノーカットで回しきったのは素晴らしい臨場感です。今後の戦争映画に少なからず影響を及ぼしそうな気がしました。


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