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クリムゾン・リバー

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THE CRIMSON RIVERS

評価 ★★★★★|
種別 クライム/サスペンス
製作年 2000
製作国 フランス
配給 GAGA Communications - HUMAX Cinema
監督 マチュー・カソヴィッツ
出演 ジャン・レノ、ヴァンサン・カッセル、ナディア・ファレス、ドミニク・サンダ、カリム・ベルカドラ、ジャン=ピエール・カッセル
【ストーリー】

二つの事件――300キロメートル離れている二つの街で、同じ日に、二人の刑事が奇妙な事件を担当することになった。

一方には、ベテランのピエール・ニエマン刑事(ジャン・レノ)。彼は犯罪に対し大変鋭い感覚を持つ人物だが、心の奥底に非常な恐怖を隠し持っている。大学町であるアルプス山麓のゲルノン市で、バラバラ殺人事件についての捜査を行っている。

もう一方には、マックス・ケルケリアン(ヴァンサン・カッセル)という刑事。若く、情熱的で、独立心旺盛な人物だ。夜と危険を好み、こそ泥稼業から足を洗って、警察の仕事についた。サルザック市で、1982年に死んだ少女の墓の盗掘事件についての捜査を担当している。

何の関連もなさそうなニつの事件……だが、奇妙な符号が次第に二つの事件を一つの捜査に結びつけていく。そして、それと同時に、謎の殺人事件が勃発し始める。

やがて二人の刑事は、死と氷の世界であるアルプス山岳へ、想像を絶する事実を探りに出発するのだった……。


【レビュー】

ラストで気が抜ける映画です。

原作はジャン=クリストフ・グランジェの同名小説。フランス国内では40万部売れたベストセラーでミステリー小説では初のRTL-Lire文学賞を受賞しているそうです。

オープニングはなかなか思わせぶりで期待が膨らみます。発見された猟奇殺人の被害者の体中に走る無数の傷は、殺さないように計算し尽くされ何時間にも渡り拷問された証であり、その死体にはあるメッセージが残されているらしく、また他方では20年近くも前に死んだ少女の墓が荒らされるが、悪魔が戻ってきて行った仕業だという。やがて二つの事件は、閉鎖空間のように閉ざされた山麓のゲルノン市で絡み始めます。

とにかく町の景色と中心的な存在である大学がこの上なく退廃的で、オカルトの臭いがプンプンして来てきます。さらに劇中に流れるBGMも重厚なサスペンスの雰囲気を後押ししてくれるので、ぐいぐい引き込まれて行きます。

確かに終盤よりも前に犯人の当たりは割と楽につきますので、逆にどのような謎解きとオチを持ってくるのかに期待を寄せてしまいました。しかし、最高潮まで達した期待と興奮はラスト10分で急転直下。盛り上げるだけ盛り上げて、そのオチは反則以外の何者でも無いと思ってしまったのは私だけでは無いはずです。

いくつかの謎は残っていますが全てを解明する必要はありません。しかしあのオチだけはガックリ来てしまいました。小説とはラストが違うとの事ですので、RTL-Lire文学賞を受賞した原作はどのようなラストだったか気になるところです。


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